低水素系(被覆棒) レール肉盛溶接用 LB-320H 4.0mmx400 20kg 神戸製鋼所 取寄品 [1011191]

(株)神戸製鋼所 KOBELCO FAMILIARC 神鋼棒

諸性能について
レールの現地溶接には主としてエンクローズアーク溶接が採用されているが、レール母材に比較して溶接金属の摩耗量が大きい。この為、その改良法として頭頂部についてはエンクローズアーク溶接に代えて、頭頂面より10〜15mmの位置でエンクローズアーク溶接を中断し、その後は多層溶接で仕上げる方法がとられている。しかし、最近になり摩耗量の大きい範囲は溶着金属のみならず、長期間の経年後は熱処理をうけたレール母材部で見られる事が判明し、耐摩耗性に関して云えば後熱処理を省略するのも望ましいのではないかと推察されている。
LB-320Hはこの後熱処理省略において、母材と同等もしくは若干高目の硬さが得られる試作された低水素系溶接棒で、その硬さはHB 320±10となるよう設計されている。
もっとも代表的な低水素棒です。

内容量　20kg (5kg-4個)

棒径　　棒長 　内容量
4.0mm　400mm 　20kg